SYMPTOMS
このような肩の症状はありませんか?
- 腕を上げる、横へ広げる、後ろへ回すと肩が痛い
- 髪を整える、洗濯物を干す、高い棚へ手を伸ばす動作がつらい
- 上着を着る、エプロンを結ぶ、下着を着ける動作が難しい
- 夜中に肩がズキズキして目が覚める、痛い側を下にして眠れない
- 肩から上腕の外側にかけて、重い痛みやうずくような痛みがある
- 自分で動かしても、人に動かしてもらっても肩が上がりにくい
- 痛みは少し軽くなったが、肩の硬さが残っている
- 数週間から数か月かけて、少しずつ肩が動かしにくくなってきた
五十肩では、痛みだけでなく「自分で動かす範囲」と「力を抜いて他者に動かしてもらう範囲」の両方が制限されることが特徴です。ただし、似た症状を示す別の病気もあるため、自己判断だけで決めつけないことが大切です。
ABOUT
五十肩(肩関節周囲炎)とは
「五十肩」は、中年以降に起こる肩の痛みや動きの制限に対して一般的に使われる呼び方です。医学的には「肩関節周囲炎」と呼ばれることが多く、その中には関節包、滑液包、腱など肩周辺のさまざまな組織の状態が含まれます。
特に、肩関節を包む「関節包」に炎症・肥厚・線維化が起こり、関節包が硬くなることで、自分で動かす自動運動だけでなく、他者が動かす他動運動も制限される状態を「凍結肩」または「癒着性関節包炎」と呼びます。外へ腕をひねる外旋、腕を上げる挙上、背中へ手を回す内旋などが制限されやすくなります。
CLINICAL COURSE
五十肩でみられる症状の経過
五十肩の経過は、一般に「痛みが強まる時期」「硬さが目立つ時期」「回復していく時期」の3段階で説明されます。ただし境目は明確ではなく、各段階は重なり、期間や症状の強さには大きな個人差があります。
1.痛みが強まる時期
安静時や夜間にも痛みを感じやすく、動かすと鋭い痛みが出ます。痛みの増加とともに、肩の動く範囲が少しずつ狭くなります。無理なストレッチで痛みが強くなることがあります。
2.硬さが目立つ時期
強い痛みは少し落ち着いても、肩の硬さが残ります。腕を上げる、外へひねる、背中へ回す動作が難しく、着替えや整髪などの日常生活に支障が出やすい時期です。
3.回復していく時期
痛みが軽くなり、肩の動く範囲がゆっくり広がります。回復には数か月から年単位を要する場合があり、すべての方が同じ速さで元の動きへ戻るわけではありません。
CAUSE
なぜ肩の痛みと動きの制限が起こるのか
五十肩は、単なる筋肉のこりや「肩の使いすぎ」だけで起こるものではありません。はっきりしたきっかけがない一次性のものと、外傷・手術・長期間の固定などの後に起こる二次性のものがあります。

関節包の炎症・肥厚・線維化
肩関節を包む関節包に炎症が起こり、時間の経過とともに組織が厚く硬くなると、上腕骨頭が関節の中で動ける範囲が狭くなります。これが痛みと、自動・他動の両方で起こる可動域制限に関係します。

痛みと動かしにくさの悪循環
痛みが強いと腕を動かす機会が減り、手術・骨折・けがなどで長期間固定した場合も肩が硬くなりやすくなります。ただし「動かさなかったことだけ」が原因とは限らず、痛みの時期に無理やり動かすことも適切ではありません。
MEDICAL ATTENTION
この場合は医療機関へ
肩が赤く腫れて熱をもち、発熱や強い全身倦怠感を伴う
腕や手のしびれ・脱力が進む、手先が使いにくい、歩きにくさもある
胸の圧迫感、息苦しさ、冷や汗、吐き気とともに肩や腕が痛む
原因不明の体重減少、夜間に増え続ける痛み、がんの治療歴がある
骨折・脱臼・腱板断裂・感染症・心臓や神経の病気など、五十肩以外の状態が隠れている可能性があります。胸痛や呼吸困難、冷や汗を伴う場合は救急医療機関へ。それ以外も整骨院で様子を見ず、整形外科などの医療機関へご相談ください。
OUR APPROACH
五十肩だからといって
肩だけを見ることはしません
当院では医療機関での診断内容を尊重し、痛みの強さと時期、自動・他動の可動域、筋力、神経症状、肩甲骨・胸郭・首の動き、日常生活で困っている動作を確認します。
安静時痛・夜間痛・動作痛と経過の変化
自動・他動の挙上、外旋、内旋の範囲
腱板・三角筋などの力と左右差
腕や手の感覚・筋力・首の動きとの関係
着替え、整髪、背中へ手を回す動作
たとみ整骨院の役割
当院では「神経」「関節」「筋肉」を検査で適切に把握しその原因を突きとめて その時期に合った負荷で痛みの軽減、動作の改善、日常生活への復帰を目指します。
ASSESSMENT & CARE
当院での評価・施術の流れ

症状と経過の確認
発症時期、きっかけ、夜間痛、痛む場所、困っている動作、外傷・手術歴、糖尿病・甲状腺疾患、医療機関の受診歴を伺います。

肩の動きと筋力の評価
自分で腕を動かす範囲と、力を抜いた状態で動く範囲を比較します。外旋・挙上・内旋、筋力、肩甲骨・胸郭・首の動きを確認します。

時期に合わせた施術
痛みが強い時期は刺激を抑え、無理に可動域を広げません。痛みが落ち着いてきたら、状態を確認しながら肩・肩甲骨・胸郭の動きへ段階的に対応します。

セルフケアと再評価
施術後の痛みと動きの変化を確認し、睡眠姿勢、着替え方、痛みの少ない運動をご提案します。毎回同じ運動ではなく、経過に合わせて調整します。
SELF CARE
日常生活で意識したいこと
痛みが強い時期に無理に伸ばさない
夜間痛や安静時痛が強い時期に、反動をつけた運動や強いストレッチを行うと症状が増える場合があります。鋭い痛みを我慢して続けないでください。
完全に動かさない状態を続けすぎない
医師から固定の指示がある場合を除き、肘・手首・指を含め、痛みの少ない範囲で日常動作を保ちます。肩の運動範囲は症状の時期に合わせます。
眠るときは腕を支える
痛い側を下にすることを避け、仰向けでは肘から腕の下に枕や折ったタオルを置きます。横向きでは痛い腕をクッションで支えると楽になる場合があります。

運動例
テーブルを使った、やさしい前方スライド
椅子に座り、痛い側の手をタオルの上に置きます。腕の力だけで持ち上げず、身体を前へ移動させながら手をゆっくり滑らせます。軽く伸びる範囲で止め、鋭い痛みや強い痛みが出る手前で戻します。
※運動後に痛みが長く残る、夜間痛が増える、腕や手のしびれ・脱力が出る場合は中止し、医療機関または専門家へご相談ください。
YOUR GOAL
肩の動きの先にある生活を一緒に目指します
夜中の肩の痛みを気にせず眠る
上着や下着を無理なく着替える
髪を洗う・整える動作を行う
高い棚や洗濯物へ手を伸ばす
車の運転やシートベルトを楽にする
仕事・家事・趣味へ段階的に戻る
FAQ
五十肩についてよくある質問
Q肩が痛ければ五十肩ですか?
肩の痛みだけでは五十肩と判断できません。腱板断裂、石灰沈着性腱板炎、変形性肩関節症、骨折、頚椎や神経の問題などでも似た症状が起こります。
Q五十肩はどのくらいで良くなりますか?
経過には大きな個人差があります。数か月で改善する方もいますが、1~3年程度かかる例や、痛みが軽くなっても動きの制限が残る例があります。早めの施術が早期回復のカギとなりますのでご相談があればいつでもご連絡ください
Q痛くても肩を動かした方がよいですか?
痛みが強い時期に無理やり動かすことは適切ではありません。一方、長期間まったく動かさないことも硬さにつながる場合があります。症状の時期に合わせ、鋭い痛みが出ない範囲で運動量を調整します。
Q整骨院で五十肩を治せますか?
当院では医療機関の診断を尊重し、対応可能な範囲で痛みと可動域、筋力、日常動作を確認し、施術と運動指導を行います。
Q健康保険は使えますか?
整骨院の健康保険は、原因が明確な負傷など適用条件があります。原因のはっきりしない五十肩や慢性的な肩の痛みは、自費施術となる場合があります。来院時に状態を確認し、適用の可否と料金をご説明します。
Q整形外科と併院できますか?
状態によっては医療機関との連携が重要です。診断、画像検査、薬、注射、手術適応の判断は医療機関で行い、当院は診断内容や注意事項を確認しながら対応します。
RESERVATION
肩の痛み・動かしにくさでお困りならご相談ください
症状を確認し、整骨院で対応できる状態か、先に医療機関を受診すべき状態かも含めてご案内します。